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デュラララ!!の二次創作小説同人サイトです。
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    リク…の前に。

    書こう書こうと思って書いていなかった幽玄。何だか、最初の宣言から大きく外れて、森厳さんがあまりかかわれていない…。いえ、重要なファクターではあるのですが…。

    とりもあえずも、今回はオリキャラ三名の説明を兼ねた閑話です。







    パラ、と、リツはその紙をめくった。そこにあるのは、東京についたのとほぼ同時に京都から送られてきた、今回の資料……ではなく、譜面である。
    資料は、既に流し読んで放置だ。

    「えっと、六実、さん…?いいんですか、事件資料…」
    「事件ってほどのもんでもないやろ。一達の尻拭い兼、東京23区の後任候補への実戦見学ってところやな。リンが何遍も池袋行ってこれでもか!と動きまわっとるんやし、一刻(大体2時間)もせんで終わるて」
    「どーかん!あ、それやったら、俺またあのデュラハンと走りたい!なぁリン、えぇ?」
    「楽しそうやね、と言いたいとこやけど…リオ、あんたはニューヨークの写真展の打ち合わせ、これ終わったらすぐに名古屋。リツはリツで仕事がはいっとるし、リュウは…」
    「あ、俺はただ単に有給で来ただけやから、来週には帰るで~」
    「……と、言うわけやから、仕事終わったらリュウに名古屋まで連れてってもらい」
    「えぇ~…」

    ポンポンとかわされる会話に、正臣はふぅ、とため息をついた。
    突然やってきた、三人の男女。彼らが、臨也の幼馴染で、今回の助っ人であるという。
    『助っ人がいる必要性は皆無や思うんやけど…』とはリオという青年の言葉だが、正臣は帝人や杏里と違い、臨也の仕事現場を目撃したことがないので、どうとも言えない。

    「な~な~リン!今日の昼飯は?」
    「乗っかってくるな…。野菜たっぷりきのこパスタ」

    まぁ、一番驚いたのは、あった瞬間臨也に飛びついたリツ…浅上六実という女性の行動だったが。昨日今日で、どうやらあれが普通らしいと正臣は悟っている。ちなみに、沙樹はそれを見た瞬間から『仲がいいんですね』と笑っていた。

    「紀田、ゆうたよな」
    「あ、はい」
    「すまんけど、この辺に機材置くから、物どかすの手伝ってくれへん?」
    「機材…ですか」
    「おぅ」

    仕事上がりで明日来る奴の仕事道具や。とにやりと笑ったリュウの言葉に、そう言えばもう一人来るとか言ってたな。と正臣は昨日の臨也の言葉を思い出した。とりあえず…

    平和島静雄とか…いや、池袋の奴らよりも『濃い』人間を見るとは思わなかったな…。

    池袋の、良くも悪くも特徴的で個性的な人間。それより、ある意味彼らは濃い。濃いと言っていいのかはあまり分からないが、一人一人趣味嗜好が違いすぎるのにもかかわらず、彼らは行動がほとんど一緒だ。たとえば、いただきます。と行って最初に箸をつけるおかずとか、イラついていたり、考え事をしている時の動作とか。
    さすが幼馴染、と言えばそこまでなのだろう。でも、見ていて奇妙で、どこか面白い。
    そんな臨也の幼馴染三人を、正臣が知っている範囲で説明しよう。


    浅上六実。
    先程も行ったが、玄関を開けて臨也の姿を見た瞬間、臨也に抱きついた女性である。なんと言っていいのかパワフルで、どこか臨也の妹二人に似ているのかもしれない。が、臨也は彼女を苦手だとは思っていないらしく、抱きつかれてもそのまま放置だ。
    何の仕事をしているのかは知らないが、現在も楽譜を呼んでいるところからして音楽関係だろう。臨也とは『力』の使い方は真逆に近いという話をリュウが言っていた。


    齊城龍輔。
    本人いわく公務員。だそうだが、まったくそうは見えない。どちらかというと、公務員から追いかけられる側に見えるような男だ。やってきた三人の中では一番気さくで話しやすく、他二人のことも大抵リュウからの情報。最初に会った時はリツの行動に深くため息をついていたので、予想はしていたんだろう。
    どんな『力』を使うのかは、そう言えば聞いたことはない。ただ、椿が『まぁ、バランスを考えればこんなものか』とぼやいていたので、臨也やリツとはまた違っているのだろう。


    六楽園理央。
    三人の中で一番物静かというか…あんまり喋らない。というか、正臣達と喋りたがらない。臨也達曰く『外ではかなりフリーダム』というが、何処から何処までが内側なのか謎。極度の方向音痴らしく、一月放っておくと最初に連絡が来た場所から国境を2つは超えたところにいるとか。臨也が時折海外に行くのは、場所の把握及び日本への強制帰還のためらしい。
    『力』については、何でも『見通す』ことができるとか。それは人の心を読むと言った方面ではなく、例えば杏里の中に『罪歌』がいるのを見抜いたように、その人が『誰』なのか、『何』なのか、または『何を所持』しているのかを見ることができる…らしい。


    …あと一人、機械を使う人間が来るらしいのだが、正臣は会ったことも喋ったこともないので、説明のしようがなかった。

    「正臣、お昼ごはん、作るから沙樹達呼んで?」
    「あ、了解です」

    …とりあえず、臨也の口から出てくる関西弁には…慣れた。と思う。





    あとがき↓
    一応、知らずに戦闘(?)シーンに行くのは避けたいということで、何となくの説明を。というか、私が把握するため用なんですけどね…(汗)

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