大好物ですパロディ。もう、想像するだけで楽しいです。で、ツイッタ―を御覧になってくださってる方は知っているかもしれませんが、ちょっと刑事ドラマを見ていて、何だかデュラキャラに当てはめて書きたくなりまして…。とりあえず、映画のCMっぽく書いてみました。
来神組+首なしライダー+取り立て屋+ワゴン組
――――――――――それは、難事件へ立ち向かう警察官のドラマを描いた物語。
「待・ち・や・が・れぇぇぇッ!!」
警視庁一の問題児、SATや機動隊などからは声がかかるほどの戦闘力と怪力を持つ、平和島静雄。
「やれやれ…。あんまり暴れんなよ。始末書はお前も嫌だろ」
問題児と共に行動し、その暴走を抑える男、田中トム。
「証拠がつぶされた…!?」
「あぁ…こりゃ、厄介な事件だな…。白だと判断されれば、あいつは高飛び確定だ」
物語は、とある連続通り魔事件の捜査から始まる。
やっと警察が掴んだと思われた証拠が十分に立証できず、行き詰った二人。
そこでトムが思い出したのは、一人の男の存在だった。
「鑑識?何だってあいつらに…」
「鑑識をバカにするなよ。あいつらのおかげで、俺達は犯人に繋がるものを掴めるんだからな。……その鑑識に、一人の男がいる。お前は会ったことがなかったな。まぁ、先日まで有給休暇で、妹達に旅行に連れて行かれたとかでいなかったからな」
「……はぁ…」
「まぁ、変人と名高いが、現場の俺らからすりゃなかなか面白い奴だぜ。おーい、入るぞー!」
二人が足を踏み入れたそこにいたのは、テーブルを囲んで喋っている数人の刑事と、
「や、田中さん久しぶり。そこにあるのお土産だから、お話は置いてとりあえず食べなよ」
爆発物などと危険物処理から、犯罪心理まで知識は豊富。鑑識課の影の支配者、折原臨也。
「あのね、証拠は嘘をつかないんだよ。そこらへんわかってんの?平和島」
「だとしたら、今拘留中の奴は白ってことかよ!?」
衝突する二人。
「嘘はつかないって言ったでしょ?偽装されたなら偽装されたって、証拠はちゃんと言ってるんだよ」
「…は?」
「調べる方法はたった一つじゃない。証拠は掴むものだ…そうでしょ?」
「てめ、何でここに…!」
「ん~、現場鑑識から話聞いてね。あ~、確かにここにこれがあっちゃなぁ…犯人には土地勘があったってわけね」
「だからっ…!」
「頭に血が上った状態で、猪突猛進で有名な君が何を見つけられるって言うわけ?答えられる疑問には全部答えてあげるから、ほら、」
「手前……」
それでも、前に進む二人。
「足にするには、やっぱ交通課でしょ」
「あっ、イザイザじゃん!」
「久しぶりっすね~」
「よ、どうした?」
「久しぶりだな、静雄」
個性豊かすぎる、交通課四人組。
「手前、新羅…!?」
「あれー、久しぶりだね静雄!高校以来?君も警察官になったとは聞いてたけど、まさか会えるとは思わなかったよ!」
「はいはい、感動の再会はあとね。君と、君の彼女の白バイに協力を頼みたいんだけど…良いかな?」
変人の監察医。
「や、セルティ。よろしく頼むよ」
『…臨也、無理はするなよ』
「白バイって…これ、黒い…」
「平和島、細かいことに突っ込みはナシね」
黒いバイクにまたがる、謎の女性。
やがて、事件の終結と共に、一発の銃声が響く。
「平和島っ…!!」
「折…原………?おい、折原っ!」
病院を訪れた静雄は、二人の少女と出会う。
「こんにちはっ!」
「……初(はじめまして)…」
「臨兄のこと、よろしくね、平和島さん!」
「…再(またね)…」
「…お前、バカじゃねぇのか。銃くらいで俺が死ぬはずねぇっつうのに…」
「……そう、だね。でも、条件反射って言葉くらい、知っていてほしいな」
「だからって…あぁ~………。あり、が、とな。その…助かった」
「………………。ぷっ。いえいえ。こちらこそ、久々に楽しく仕事で来たよ。ありがとう」
それが、すべての始まり。
あとがき↓
遊びすぎました!すみません!!でも楽しい!
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