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デュラララ!!の二次創作小説同人サイトです。
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    はわわわわ、


    忍者ツールがメンテで使えないぜちくしょう…!と呑みに行って帰ってきたら5000hitを超えておりました…。

    皆様ありがとうございます!!まさか開いてこんな短期間で5000hitを達成するとは思っておりませんでした。恐るべし…!!



    その内ブログではなく、開いている他ジャンルサイトに統合するかと思います。あくまで予定ですが…。
    今日は、臨美さんを。書きたいなと思っているシリアスなのではなく、自分が考えてる設定でギャグにしたらどうなるんだろうと思って書きました。



    臨美+静雄
    ちょっとセクハラ(?)な気もするので、苦手な方は入らないでください!




    折原臨也は、ただただ固まっていた。
    そして、目の前にいる予想外かつ秘密を知られたくない人間No.1の栄光に輝く人間もまた、ものの見事に固まっていた。
    お互いに沈黙が走るなか、正気になったというべきか、先に反応したのは入口を背にした、自分ではない方で。
    明らかに叫ぼうとしたその口をとっさに塞いで急いで扉を閉める。

    「てっ、め…!」
    「黙って…。でないと、その眼球えぐり取るよ」

    自分が混乱した頭で考えうる最高の攻撃と脅し文句を言いつつも、あぁなぜこうなったのかと臨美は、そして平和島静雄は互いに回想する。
    時間は、5分前。
    体育が終わった時まで遡る。





    **********





    「あ?臨也ぁ?」
    「そ。僕のと学ラン間違えて持ってったみたいなんだよねー。何か電話来て急いでたみたいだったからさ」

    静雄、次サボるんならついでに届けてくんない?次化学だから僕出たいんだよね。

    そういけしゃあしゃあとのたまった新羅は、おそらくきっと絶対、この来神学園一の勇者だろう。
    あの折原臨也と平和島静雄の間に入る、門田京平と並ぶたった二人の人間だ。

    「……わあった」
    「うん。昼は屋上だって、ちゃんと臨也に伝えておいてね」

    多分体育館倉庫だよ。と、そう場所を伝えた新羅は、何も知らないし予想もしていなかった。
    そして、もうしばらく、何も知らないこととなる。





    **********





    「ったく、新羅の野郎…」

    なんだかんだ言いつつも体育館倉庫に向かった静雄は、臨也の学ランを手に持って歩いていた。
    ナイフでも仕込んであるのか、それともまた違うのか、臨也のそれは、自分や新羅のとは何か違う。だから、新羅はすぐにわかったのだろう。
    少しだけ、学ランの生地が厚いとか、肩幅の部分が妙にしっかりしたつくりになってるとか、本当に違う。
    まさか、作りなおしたのだろうか。

    「おい臨也。新羅が学ラン間違―――――」

    つらつらと考えながら、がらりと体育館倉庫の扉を開ける。
    電気もつけずに着替えるとはバカか。バカだな。
    そう頭の中でどこか冷静に考えることはできても、しかし、用件たる言葉はすべて言えなかった。

    「し…ず……」

    そこに、確かに人はいた。
    しかしそこにいたのは、膝まではある長い黒髪に、自分の背からの光で白さが分かる肌。
    そして、体育及び今日の朝に自分が付けて、新羅が巻いた、包帯……。

    「なっ、お、おおぉぉお前……っ!!」
    「っ!」

    あまりの衝撃に、固まりはしたがすぐに叫ぼうとした静雄の口を、『少女』の手が塞ぐ。
    すぐに抵抗しようとしたが、いつの間にか視界いっぱいに鈍く光るものが接近していた。ナイフだ。



    そして、冒頭に戻る。





    *****





    結論から言おう。
    ナイフを突き立てられたとはいえ、それが半ば日常と化した静雄には、あまり長時間脅す要素ではなかった。
    すぐさまナイフを持つ腕をとってナイフを落とす。

    「手前っ…!!」
    「ちょ、待って!足元暗くて見えなっ……!」
    「うお、危ね…っ!」

    まぁ、当然のことながら、電気がついていないので足元が見えずに倒れ込む。

    「った~…ちょっと静ちゃん、少しは考えて行動してよ…」
    「わり…てか、やっぱお前臨也か…!?」
    「っ!?」

    しまったと、そうでも思ったのか、多分自分の下にいるんであろう臨也は暴れだした。

    「ちょ、てめ、いきなり動くな」
    「ひゃっ…!?ちょ、静ちゃんこそ動くなてか動かないで頼むから!」
    「あぁ?!」
    「ちょ…!?だから手を動かさないでってば!」

    焦ったような声に、ふと、血が上っていた頭が冷える。
    手…?そういや、さっきから……床…とは違うし、腕でもない……ものを、掴んでいる…ような………?
    そう考えた瞬間、何かが切れる音を静雄は確かに耳にした気がした。

    「だっかっらっ……!人の胸いつまでつかんでやがるこの…セクハラ!!!」

    瞬間、腹に見事に入れられたひざ蹴りによって、その音が何なのか知る由もなかったけれど。





    タイトルは某機動戦士種運命の主人公さんより。
    もうちょっと書きたかったけれど長くなりそうだったので。





    続くかは分かりません!
     

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